ネズミ駆除

ネズミによる被害

ネズミは硬い物をかじる習性があるため、食べ物だけでなく、建材や家具、電気や電話の配線などもかじり、電気設備を故障させたり火災を起こす場合があります。
ネズミの糞や尿は屋内や製品などを汚染します。
また、ネズミやネズミの巣にはダニが寄生・繁殖し、大発生したダニが巣から離れて室内に侵入し、ダニに刺されます。
その他、病原体・寄生虫を媒介し、食中毒の原因にもなります。

ネズミの種類

長野県・山梨県に生息する主なネズミについて紹介します。

ドブネズミ

体長20～27cm、下水道やドブなどを徘徊する為、泳ぎを得意とします。
雑食性ですが、肉や魚などの動物性の食料を好み、気性は荒く獰猛です。
妊娠期間は約21日で一度に平均8頭を生み生後3ヶ月から生殖可能となる。寿命は約3年。

クマネズミ

体長15～20cm、耳・目は大きく、尾は体長より長い。天井裏や壁の中、商業ビルなどの高い所への移動が得意。
穀類を好む。警戒心がとても強く、非常に賢い為、環境の変化に敏感に反応します。
妊娠期間は約21日で一度に平均6頭を生み生後3ヶ月から生殖可能となる。寿命は約3年。

ハツカネズミ

体長6～10cm、耳・目はやや大きく、尾は体長より短く細い。食性は主に食植性で、もともと農村環境に生息していて、農作物や貯蔵穀物を食害する。
妊娠期間は約20日で一度に平均6頭を生み生後2ヶ月で繁殖可能となる。寿命は約1年〜1年半。

ネズミ対策

残飯整理や食べ物屑の後片付けなど清掃をしっかり行なうことが大切です。また、ねずみに巣を作らないように巣の材料となりやすい布や新聞紙、ビニール袋など整理整頓を行なうことが重要です。
建物内に侵入されないよう、侵入口になっている穴や隙間、割れ目の修繕なども必要です。