ゴキブリ駆除

ゴキブリによる被害

ゴキブリは不快感を与える他、悪臭・病原体の運搬・食害・汚染・アレルギーの原因などがあり、飲食店ではゴキブリの存在が店舗の死活問題に及ぶ場合も時には有ります。

ゴキブリの種類

長野県・山梨県に生息する主なゴキブリについて紹介します。

クロゴキブリ

成虫の体長は30～40mm、黒光りした大型種で寒さに比較的強く、暖房がなくても冬を越すことが可能で、2齢・終齢幼虫または卵で越冬します。
雌成虫は、一生の間に約20個の卵鞘を産み、卵鞘１つあたり20～28匹の幼虫が生まれてきます。
若齢幼虫期は特徴的で、黒い体色に2本の白い横縞がみられる。卵から成虫に至るまで2～3年かかり、成虫の寿命は約200日と非常に長い。

チャバネゴキブリ

成虫の体長は10～15mm程の小型種で、黄褐色で背中に２本の黒いスジがあります。雌成虫は一生の間に3～4個の卵鞘を産み、卵鞘1つあたり40～48匹の幼虫が生まれます。
卵鞘は他のゴキブリと違い、孵化するまでの約20日間、雌が腹端に保持し、卵鞘を持ったメスはコロニーからあまり出ません。
卵から成虫に至るまで2ヶ月ほどのため、繁殖率が非常に高いゴキブリです。

ヤマトゴキブリ

外観はクロゴキブリに似ていますが、やや小型で成虫の体長は、25～35mm、細身で全体的に黒褐色。
前胸背板に凹凸があり、体表の光沢がないことでクロゴキブリと区別できます。
卵鞘1つあたり生まれてくる幼虫は20匹以下と非常に少ないが、一生の間に20個以上の卵鞘を産みます。

ゴキブリ対策

厨房や台所にある食品・食材・調味料などを管理・整理・整頓し、調理くず・食べ残し・使った食器など残さず常に清潔な状態を維持することが効果的です。